President's Blog

私は人の話や文字で知ることも大事だと思うけど、やはりその現場を見ることが一番自分が理解できる方法なので、名刺を購入した会社にお願いしてご紹介していただき、訪問させていただきました。

ここは、視覚障害者の人が多くいるとのことでした。
点字名刺の作成の様子を見ましたが、一枚一枚丁寧にプレスして作成されていました。
また、点字の読み方とか、少しだけですが教えていただいたりもしました。

今回訪問した目的は二つあります。
一つは点字名刺の作成現場をどうしても見てみたかった。点字名刺を渡したときに興味を持ってくれた人にちゃんと説明をしたいと思ったからです。

もう一つは、何か自分にできることはないかリサーチしたかった。
何かするといっても、たかが一個人ですからできることは限られていますが、でも何かできないか、その情報が何か手に入らないかと思ったからです。

なぜそのような考えを持つようになったかというと、ヘルニアを患ったときに世の中多少バリアフリーが進んできているんだけれども、どうしても健常者の論理で整備されていると感じて、障害を持った人にはマダマダ世の中厳しいな、と感じたからです。
本来は当事者の論理で整備されなければならないのに・・・
だから、現時点では私はその当事者にはなれないので、当事者の話、特に体験を通して感じていることをいろいろと聞くのが一番良いと思い、ぜひ生の声を聞かせてもらいたいというのが目的でした。

一時間程の時間にいろいろと話を聞いたのですが、やはり今まで気が付かなかった事が数多くあり、非常に有意義な訪問となりました。また、私にもできることがあることに気付かせていただけたのも私にとってとても嬉しいことでした。

ちなみに、今日は台風が接近していたので、普段より人が少なかった(10名弱？)のですが、普段は40名程のスタッフが仕事をしているということでした。