President's Blog

・「Win 95の感動をもう一度」--MS、Windows Vista発売に向け一大キャンペーン展開へ - CNET Japan

Win95時代は、まだPCの普及度も低かったし、目新しさや丁度ダウンサイジング等でPCに脚光を浴びている時期とダブったのであれだけの人を巻き込んで成功したのだと思います。

ちなみに、普段からPCに接している人ほど、個人での購入が遅かったですね。(業務では検証のためスグ買いましたけど)
当時パソコン通信上では、「進んで人柱になるボランティア精神旺盛な人が沢山いるねぇ」と皮肉ったものです。

今でも忘れられないのは、TVの取材を受けた親子で、深夜並んで買って、帰宅後、無謀にもバックアップも取らずいきなりアップデートインストールして見事に大多数のアプリケーションが動かなくなり泣き出した子供の姿。

そういえば、95発売直後にPCを買おうとしていた友人にしたアドバイスをしたのですが、Win3.1搭載マシンをとりあえず買っておいて、Win95でないと対応ソフトウェアが無いという状態になるまではWin95は使わないほうが良いと言いました。
95発売直後はWin3.1マシンが叩き売られていたので、安くGET出来て、ソフトも豊富な状態だったので、他の人が95買ってまともに動くソフトの少なさに嘆いているのを見て感謝されました。

さて、そして今回のVista。
昔大騒ぎになったWindowsXPのSP問題、セキュリティ問題等、ネガティブな要素が盛り沢山の中、どのようなキャンペーンで盛り上げようとするのか興味津々です。
Win95時代とは一般ユーザーの質が変わっているのは間違いないでしょうし、進んで人柱にならなくてもインターネットで情報が出回るまで待とうかと考える人も多数いることでしょう。

そもそも、スグにVistaに買い換える必要のある人はどのくらいいるのだろうか？

MSがキャンペーンに成功するには、一億総白痴化計画の被害にあっている国民のハートをどれだけ沢山キャッチできるかにかかっているのだろうと思います。

私ですか？
必要になれば買います。
ちなみに、現在メインで使用しているPCはWin2000です！(笑)